ページタイトル:小坂神社のケヤキ 当サイトのシンボル

画像:小坂神社のケヤキ(幹と並ぶ) 名称 小坂神社のケヤキ (おさかじんじゃのけやき)
名称の典拠 なし
樹種 ケヤキ
樹高 28m(注1)
目通り幹囲 5.0m(注1)
推定樹齢 300年〜600年(注2)
所在地の地名 長野県須坂市井上
 〃 3次メッシュコード 5438−72−52
 〃 緯度・経度 北緯36度37分53秒
           東経138度17分03秒
須坂市指定天然記念物(1986年10月17日、「小坂神社社叢」として境内林全体を指定)
撮影年月日 2012年6月10日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による
注2)長野県の文化財検索サイト「信州の文化財」による





 上信越自動車道須坂長野東インターから1kmほど東の山麓に小坂神社が鎮座している。
 案内板によれば、延喜式にある高井郡式内社6座の一つ。古代、この地方を開発した氏族の祖神を祀っていたが、11世紀後半に清和源氏井上氏が入国してからは、源氏の氏神である八幡神も併せ祀るようになったという。
 集落の南方に神社があるのだが、神社は南面しており、集落には背を向ける形。これにはどんな意味があるのだろうか。
 その境内を囲むように、ケヤキの巨木たちが立っている。取り立てて大きな個体はないのだが、5.0mを筆頭に、4.9m、4.6mと続く。1991年刊行の旧環境庁資料では、3m以上の巨木が全部で19本あることになっている。若い木ではスギやカエデなど他の樹種も混じるが、大きな木はすべてケヤキである。ケヤキ純林と言ってもよさそうだ。
 これらが、今後どこまで大きくなるものか。楽しみである。
 
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