名称　折戸雄山社のスギ 　　　　（おりとおやましゃのすぎ） 名称の典拠　なし 樹種　スギ 樹高　不明 目通り幹囲　５．５ｍ（注1） 推定樹齢　不明 所在地の地名　富山県中新川郡上市町折戸 　〃　３次メッシュコード　５５３７−０３−２５ 　〃　緯度・経度　北緯３６度４１分１５．１秒 　　　　　　　　　　　東経１３７度２６分２５．２秒 天然記念物指定　なし 撮影年月日　２００６年５月４日 注1）実測値 　県道４６号（上市北馬場線）から中村の大杉への道が分岐する所に、折戸の雄山社が鎮座している。 　大杉は社殿に向かって左手前。目通りが５ｍを超すと、さすがに境内の他のスギたちとは一線を画す貫禄がある。 　林下の草々が競って萌え出づるには、まだ少し早い。が、目を凝らすとあちらこちらで可憐な花を見つけることができた。 　オウレンが多いようだが、これはもう花期を過ぎた。今はショウジョウバカマ、キクザキイチゲ。それにミヤマカタバミの清楚な白も美しい。タチツボスミレだろうか、紫の花も見える。ゼンマイも小さく顔を出している。 　「やはり野に置け」で、草花はこのような環境で咲いてこそ摂理に叶っているのだと、そんな気にさせる、良い境内だ。 　厳しい冬が過ぎて、大杉もゆったりしているように見えた。