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名称 大山の大杉 (おおやまのおおすぎ)
名称の典拠 「日本の天然記念物」(注1)
樹種 スギ
樹高 36m(注2)
目通り幹囲 8.9m(注3)
推定樹齢 700年(注4)
所在地の地名 岐阜県加茂郡白川町水戸野(みどの)大山
〃 3次メッシュコード 5337−31−48
〃 緯度・経度 北緯35度37分11秒
東経137度13分42秒
国指定天然記念物(1943年8月24日指定)
撮影年月日 2002年8月8日
注1)1995年に講談社から刊行。国の指定名称は「大山の大スギ」。国が名付ける場合、樹種を表す部分は和名風にカタカナにするのが通例だが、「大杉」で一つの言葉と考えて、漢字で表すことにした
注2)町指定文化財の石段の下に立つ案内板による(設置者及び設置年月不詳)
注3)同上。講談社「日本の天然記念物」と岐阜県のホームページ「岐阜県文化財図録」は、いずれも11.5mとしているが、それほど太くはなさそうだ
注4)同上。境内の別の案内板では1200年としている
標高862mの白山の山上に大山白山神社がある。かなり高いところまで自動車で登ることが出来るが、最後は自分の足で石段を上らなければならない。
大杉は、奥の院に至る石段の途中に聳えている。この石段は延享元年(1744)に築かれた古いもので、白川町有形文化財。そのため、現在は新しく設けられた石段を通行し、古い石段を歩くことはできない。しかし、ただ一ヶ所、大杉に至る部分だけは、古い石段を横切ることが出来る。粋な計らいだ。
境内には他にも巨木が何本かあるが、やはりこの大杉が群を抜いている。黒々とした幹肌は、樹皮の剥離もなく、「まだまだ元気だぞ」と言っているように思えた。 |
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