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名称 大塚戸のムクノキ (おおつかどのむくのき)
名称の典拠 現地の標柱(注1)
樹種 ムクノキ
樹高 20m(注2)
目通り幹囲 5.8m(注2)
推定樹齢 100〜199年(注2)
所在地の地名 茨城県常総市大塚戸町(注3)
〃 3次メッシュコード 5439−07−14
〃 緯度・経度 北緯36度00分42.1秒
東経139度55分51.4秒
常総市指定天然記念物(1981年12月10日指定)
撮影年月日 2010年2月11日
注1)設置者・設置年月とも不詳(多分、水海道市教育委員会が設置したのでないかと思われる)
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 関東版(T)」による
注3)2006年1月1日、石下町と合併して常総市に。旧行政区は水海道市(みつかいどうし)
県道252号(岩井菅生線)のすぐ脇に立つ。向かい側には一言主神社入口のアーチが架かっている。
標柱に記された説明文によれば、この道は、かつて将門(まさかど)街道とか銚子街道とか呼ばれていた。現在、旧街道沿いには、旧岩井市幸田新田の幸田橋近くと神田山の榎塚の二ヶ所に一里塚跡が残っている。この場所も一里塚だったと考えられているようだ。
一里塚には、遠くからもよく目立つよう、エノキ、ケヤキ、ムクノキなど、大きな樹冠をもつ高木がよく植えられた。ここが一里塚だったとすれば、このムクノキも目印の木だったのだろう。
自動車では、あっという間に通り過ぎてしまうが、てくてく歩くしか移動手段がなかった時代には、道程をはかる大切なランドマークだったと思われる。 |
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