ページタイトル:八幡神社の大ケヤキ 当サイトのシンボル

画像:八幡神社の大ケヤキ(幹と並ぶ) 名称 八幡神社の大ケヤキ
    (はちまんじんじゃのおおけやき)
名称の典拠 現地の樹名柱(注1)
樹種 ケヤキ
樹高 30m(注2)
目通り幹囲 5.0m(注2)
推定樹齢 不明
所在地の地名 埼玉県比企郡小川町大塚
 〃 3次メッシュコード 5439−02−60
 〃 緯度・経度 北緯36度03分23.2秒
           東経139度14分59.6秒
小川町指定天然記念物(1963年3月12日指定)
撮影年月日 2011年4月24日

注1)1985年12月25日に小川町教育委員会と八幡神社が連名で設置
注2)環境省巨樹データベースによる(2000年フォローアップ調査結果)





 小川町役場の西方1kmほどの高台に、八幡神社がある。境内の案内板によれば、元弘3年(1333)創建。鎌倉幕府最後の将軍であった守邦親王(もりくにしんのう)が当地に逃れ来て、梅香岡(うめがおか)に仮寓したという伝承があるらしい。その際、鎮守神明社の境内に八幡神を勧請したのが始まりとされている。
 大ケヤキは社殿に向かって右手、境内の端。天然記念物指定当時は4.5mほどの幹囲だったようだが、その後、さらに大きくなった。
 ケヤキの後方に、自然石の芭蕉句碑がある。句碑は、社殿とは反対の方を向いている。
 文字の一部が剥落しているが、そうでなくとも、私には読めない。説明によれば、「者世越(はせを) 者流もやゝ氣色とゝ乃ふ月登梅(はるもややけしきととのふつきとうめ)」と書かれているのだそうである。
 守邦親王が仮寓したという梅香岡の地名を偲んで建立されたものであろうか。
 
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