ページタイトル:大坪のムクノキ 当サイトのシンボルマーク

画像:大坪のムクノキ 名称 大坪のムクノキ (おおつぼのむくのき)
名称の典拠 なし
樹種 ムクノキ
樹高 20m(注1)
目通り幹囲 5.0m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 大分県宇佐市院内町大坪(注2)
 〃 3次メッシュコード 5031−02−44
 〃 緯度・経度 北緯33度22分29.6秒
           東経131度18分09.0秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2018年3月15日

注1)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による
注2)2005年3月31日、宇佐市に合併。旧行政区は宇佐郡院内町





 このムクノキが立つのは、宇佐市立南院内小学校の南東約1.5km。岡川左岸の斜面中腹に沿って延びる道路のすぐ脇。「大坪上」バス停の近くである。
 バス停の時刻表を見ると、訪問時現在、バスの運行日は火曜と金曜のみ。それも「行き」が8:33、「帰り」が13:01の各1便があるだけのようだ。お年寄りの通院に合わせての運行だろうか。便数はごく少ないが、それでもバスが通っているだけ、ありがたいことなのだろう。
 すぐ道路脇と言うと、走っていて自然に見つかることが多い。まして、この季節の九州で落葉樹の巨木を見つけるのは容易なのだが、このムクノキの場合は、見落として通り過ぎてしまった。「もう失われたのかな」と思いつつ、それでもさらにゆっくりと、周囲に目を凝らしながら同じ道を戻り、やっと見つけることができた。キヅタの葉が幹や大枝を隠していたのである。
 金網扉を開けて道の外に出ると、ムクノキらしい根張りと、太いキヅタが這う幹の様子がはっきり見えた。
 神木として敬われていることも分かった。
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