ページタイトル:金山彦神社のカラスザンショウ ロゴ:人里の巨木たち

画像:金山彦神社のカラスザンショウ_1

画像:金山彦神社のカラスザンショウ_2
名称 金山彦神社のカラスザンショウ
    (かなやまひこじんじゃのからすざんしょう)
名称の典拠 なし
樹種 カラスザンショウ
樹高 15m(注1)
目通り幹囲 2.1m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 石川県河北郡津幡町大坪
 〃 3次メッシュコード 5436−76−70
 〃 緯度・経度 北緯36度39分04.5秒
           東経136度45分25.6秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2014年9月21日

注1)石川県巨樹の会が2008年に刊行した「石川の巨樹・巨木林」による(2007年調査)





 旧国道8号津幡川橋西詰から県道212号(中尾津幡線)を材木川(ざいもくがわ)の上流に向かって進む。
 津幡川橋から1.5kmほどで、右手に石川ゴルフ倶楽部への道が開いており、そのあたりから先が大坪である。
 金山彦神社は県道の西側山裾。神社に近づくと、カラスザンショウの樹冠が見えてくる。
 岡山理科大学波田先生の「植物雑学事典」によると、カラスザンショウはとても生長の速い木らしい。倒木等によって森林中にギャップが生じると、他の樹種に先駆けて、いち早く伸びることが出来るようだ。
 また、森林中のカラスザンショウは、幹が傾いて他の木に寄りかかっていることが多いとも記されている。その例に漏れず、金山彦神社のカラスザンショウの幹も、大きく傾いている。
 日光を受ける領分はしっかり確保しているようで、そのため、カラスザンショウの大木がどのような姿の樹冠を形成するかよくわかった。
 幹囲は2.1mしかないが、カラスザンショウとしては、これでも十分に大きい方である。
ボタン:石川県の巨木リストに戻る ボタン:トップページに戻る