ページタイトル:太歳のツクバネガシ ロゴ:人里の巨木たち

画像:太歳のツクバネガシ 名称 太歳のツクバネガシ (おおとしのつくばねがし)
名称の典拠 「亀岡の名木」(注1)
樹種 ツクバネガシ
樹高 12m(注2)
目通り幹囲 6.3m(注2)
推定樹齢 不明
所在地の地名 京都府亀岡市西別院町犬甘野(いぬかんの)(太歳)
 〃 3次メッシュコード 5235−34−50
 〃 緯度・経度 北緯34度57分57.3秒
           東経135度30分06.8秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2016年3月23日

注1)1996年6月に亀岡市が刊行
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 近畿版」による





 西別院町犬甘野は、大阪府との府境近く。亀岡ゴルフクラブの北東に位置する。
 このツクバネガシが立つのは、府道732号(亀岡能勢線。府道番号は両府で共通)沿いにある「太歳」バス停の南西約200m。民家の裏手、樹林内。
 背が低く、木々に隠れているので、近くまで行っても、見つけにくいかも知れない。
 残念ながら、「亀岡の名木」掲載の写真に比べると、規模が小さくなってしまったようだ。
 それでも、老巨木のみが持つ荘厳な雰囲気は失っていない。この木に白蛇が棲んでいるとの伝承も、そのような雰囲気が生んだものだろう。
 これだけのツクバネガシ巨木は、全国的に見ても、滅多に無い。
 樹勢が衰えつつあることは否めないが、少しでも長く、生き続けてもらいたいものである。

※いつも貴重な情報を寄せて下さる兵庫県伊丹市在住のMさんから、このツクバネガシが枯死したとのメールをいただいた。添付写真を拝見すると、幹の姿は残っているものの、常緑樹であるのに葉を一枚もつけていない。そろそろ寿命だったのかも知れないが、全国でも有数なツクバネガシ巨木だっただけに残念である。(2020/08/20追記)
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