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名称 大タモの木 (おおたものき) 名称の典拠 現地の案内板(注1) 樹種 タブノキ 樹高 12m(注2) 目通り幹囲 7.7m(注2) 推定樹齢 550年以上(注3) 所在地の地名 鳥取県八頭郡八頭町花(注4) 〃 3次メッシュコード 5334−02−63 〃 緯度・経度 北緯35度23分13.6秒 東経134度17分12.0秒 郡家町指定天然記念物(1976年8月30日指定) 撮影年月日 2010年9月25日 注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 中国・四国版」による 注3)上記案内板による 注4)2005年3月31日、八頭郡内の3町が合併して八頭町誕生。旧行政区は八頭郡郡家町(こおげちょう) 仁王堂の大イチョウから、国道29号を南東に1.5kmほど進んだところ。「花」という美しい名をもつ集落に鎮座する諏訪神社の参道に、年老いたタブノキ巨木がひそんでいる。 雨に濡れた石段を、滑らぬよう、ゆっくりと登る。 タブノキは、石段のすぐ脇。向かって右手。立ち上がってすぐ2幹に分かれ、こころもち参道側に傾いて立っている。稚樹の陰になって根元の様子がよく見えないので、判断は難しいが、あるいは2本の合体木かも知れない。 横を通り過ぎて石段を登り、上の方から見ると、印象は一変する。 幹はすっかり苔生し、失われた枝の付け根だったと思われる瘤がたくさん見える。根元近くでは空洞が口を開き、その内部は落ち葉で満たされていた。姿は老木のそれである。 石段の下(南西)から見た姿を表の姿とすれば、上(北東)から見た姿は、裏の姿。経てきた年月は、裏の姿により強く反映されるものらしい。 2010年9月現在、環境省巨樹データベースによれば、鳥取県第2位にランクされるタブノキである。 |
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