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画像:大滝神社のぢい杉・ばあ杉

画像:大滝神社のぢい杉・ばあ杉(幹と並ぶ)
名称 大滝神社のぢい杉・ばあ杉
    (おおたきじんじゃのぢいすぎ・ばあすぎ)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 スギ
樹高 37m(注2)
目通り幹囲 5.3m/5.1m(注2)
推定樹齢 1000年(注2)
所在地の地名 福島県双葉郡楢葉町上小塙字芝坂
 
〃 3次メッシュコード 5540−77−24
 
〃 緯度・経度 北緯37度16分20秒
           東経140度55分41秒
楢葉町指定天然記念物(1974年9月20日指定)
撮影年月日 2005年5月22日

注1)1983年3月に楢葉町教育委員会が設置
注2)現地の案内板による





 大滝神社は、木戸川右岸。河口から8kmほど遡った山中。撮影時現在、神社の入口まで、木戸ダム建設用の立派な道路ができていた(その先もありそうだが、一般車は神社まで通行可)。
 参道の入口に車を停め、山道を下る。大滝神社に参詣するには、川に向かって下らねばならない。
 下り始めてすぐ、分かれ道があり、「ぢい杉・ばあ杉」の標識がある。矢印に従って右の道を下る。道は歩きやすく整えられているが、雨上がりの日などは注意。
 5分までは歩かなかったように思う。間もなく2本の大杉が、道を挟んで立っている。
 どちらが「ぢい杉」で、どちらが「ばあ杉」なのだろうか。説明がないのでわからない。ほぼ同じサイズだが、山側の個体の方がこころもち太そうだ。樹高もある。谷側の個体は、頂部が枯れ、少し低い。
 大滝神社は大同2年(807)の開創と伝えられている。紀州熊野の那智山より勧請したという。その際に参道に挿した杖が根付いて大杉になったとする伝承もあるようだ(ならば伝承樹齢1200年?)。標記の1000年の伝承樹齢には、どのような伝説が関わっているのだろうか。
 しかし、見るところ、実際はもっとずっと若そうだ。綺麗に整った樹皮の模様が美しかった。
 
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