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画像:大滝のカツラ(幹と並ぶ)

画像:大滝のカツラ
名称 大滝のカツラ (おおたきのかつら)
名称の典拠 現地の石柱(注1)
樹種 カツラ
樹高 30m(注2)
目通り幹囲 13.2m(注2)
推定樹齢 300年以上(注2)
所在地の地名 山形県東根市関山字滝沢山
 
〃 3次メッシュコード 5740−44−80
 
〃 緯度・経度 北緯38度24分25.3秒
           東経140度30分24.7秒
山形県指定天然記念物(1960年12月16日指定)
撮影年月日 2004年8月4日

注1)1962年3月に山形県教育委員会と東根市教育委員会が連名で設置
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 北海道・東北版」による





 国道48号(作並街道)を山形県側に6kmほど下ったあたり、乱川を挟んで対岸にカツラの巨木が立っている。
 ドライブインの下流に架かる橋を渡ってまもなく、右手の斜面が切り開かれている。天然記念物の大カツラに敬意を表して、周辺に広い空間を提供したということなのだろう。
 ご覧のように多数の幹の集合体である(旧環境庁データでは5本の株立ちということになっている)。しかし、根元付近では幹と幹の間に隙間がなく、印象は、まさしく1本の木である。
 カツラの背後が少し明るく見えるのは、そこを林道が通っているからである。このあたり、林道はカツラを大きく巻くように敷設されており、写真は下の林道側から撮影したもの。
 芽生えの季節や、葉が黄に染まる頃は、さぞかし見事であろうと想像される。
 
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