ページタイトル:大杉神社の大ヒノキ 当サイトのシンボル

画像:大杉神社の大ヒノキ_1

画像:大杉神社の大ヒノキ_2
名称 大杉神社の大ヒノキ
    (おおすぎじんじゃのおおひのき)
名称の典拠 天然記念物指定名称
樹種 ヒノキ
樹高 40m(注1)
目通り幹囲 6.2m(注1)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 兵庫県美方郡新温泉町久斗山字宮前(注2)
 〃 3次メッシュコード 5334−24−94
 〃 緯度・経度 北緯35度35分00.2秒
           東経134度33分02.0秒
兵庫県指定天然記念物(1965年3月16日指定)
撮影年月日 2010年10月16日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 近畿版」による
注2)2005年10月1日、美方郡内の2町が合併して新温泉町誕生。旧行政区は美方郡浜坂町





 久斗山集落の南、山裾に大杉神社が鎮座している。
 創立年月不詳。祭神は五十猛命(いそのたけるのみこと)ほか2柱。


画像:大杉神社参道
 大杉神社参道


 本殿の後方、一段高いところに大ヒノキが立っている。
 上図は本殿側から見た姿。ヒノキの背後の斜面から、見上げるようにして撮ったのが下図である。
 正面から見たときには健康そうな姿しか目に入らなかったが、幹の反面は表皮が剥げ落ち、ぽっかり大穴が開いている。おのれの傷みを我慢しつつ、ヒノキが参詣者に良い顔を見せようとしているようで、思わず愛(いと)おしくなった。
 平凡社から刊行された「兵庫県の地名」は、面白い慣習を紹介している。
 この大ヒノキの下に古丹波の壺を埋めて、濁り酒を仕込むのだそうである。秋祭りにはこの酒を神前に捧げ、豊凶を占うのだとか。
 今も続いているのだろうか。
 
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