ページタイトル:大野島のクスノキ 当サイトのシンボル

画像:大野島のクスノキ

画像:大野島のクスノキ(全景)
名称 大野島のクスノキ (おおのじまのくすのき)
名称の典拠 なし
樹種 クスノキ
樹高 22m(注1)
目通り幹囲 5.3m(注1)
推定樹齢 350年(注2)
所在地の地名 徳島県阿波市市場町大野島字天神(注3)
 〃 3次メッシュコード 5134−12−05
 〃 緯度・経度 北緯34度05分20.8秒
           東経134度18分46.2秒
徳島県指定天然記念物(クスノキに絡みつくフジとともに、「大野島のフジとクス」として1968年12月6日に指定)
撮影年月日 2012年3月22日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 中国・四国版」による
注2)現地の石柱に刻まれた説明による
注3)2005年4月1日、板野・阿波両郡にまたがる4町が合併して阿波市誕生。旧行政区は阿波郡市場町





 八幡小学校の南南東250mほどのところに大野島神社がある。農村地帯の静かな環境にある神社である。
 本殿の背後に大きなクスノキが立っており、それに3株のフジが巻き付いている。フジもクスノキも素晴らしいということで、両方セットで天然記念物に指定された。
 訪ねたのは3月。常緑樹のクスノキは葉を纏っているが、フジの方は丸裸。クスノキのあちこちに絡まったロープが放置されているように見え、なんとなく雑然とした姿。葉がある時なら、よそ行きの姿に装っているものを、突然訪ねて、舞台裏を見てしまった感じ。
 葉をつけた上に、さらに花の季節なら、なお綺麗なのだろう。
 ただし、阿波市公式ホームページによれば、近年は樹勢が衰えてきたそうで、花房も短く、1個1個の花も小さいそうである。
 フジは衰えてきたようだが、クスノキの方は、まだまだ元気なようだ。
 
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