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名称 大中神社御神木のスギ (おおなかじんじゃごしんぼくのすぎ) 名称の典拠 常陸太田市公式ウェブサイト中「常陸太田市の文化財データベース」による 樹種 スギ 樹高 30m(注1) 目通り幹囲 5.0m(注1) 推定樹齢 400年(注2) 所在地の地名 茨城県常陸太田市大中町(注3) 〃 3次メッシュコード 5540−03−79 〃 緯度・経度 北緯36度43分57秒 東経140度29分19秒 常陸太田市指定天然記念物(1975年7月1日指定) 撮影年月日 2013年11月7日 注2)現地の案内板(旧里美村教育委員会が設置)による 注3)2004年12月1日、常陸太田市に合併。旧行政区は久慈郡里美村 旧里美村役場の西方150mほどの山裾に大中神社が鎮座する。 境内の案内板によれば、祭神は大己貴命(おおなむちのみこと=大国主命)。大同2年(807)の創建と伝えているらしい。 記述がないので、それが、のち八幡太郎源義家(はちまんたろうみなもとのよしいえ、1039〜1106)が奥州征伐の際に建立したという大宮大明神とどう結びつくのか不明だが、江戸時代には、この大宮大明神が大中村はじめ近隣9ヶ村の総社とされたという。大中神社への改称は明治6年(1873)のことらしい。 訪ねたのは雨の一日。 ちょうど車を降りる頃、雨脚が強くなった。撮影には不便だが、雨に煙る境内も、雰囲気としては悪くない。 境内には数本の大杉が林立する。なかなか立派な社叢だ(環境省データベースには1本登録されているのみ)。これらのスギは、みな同じ頃に植えられたのではなかろうか。 そのうち、社殿に向かって右横に立つ1本が神木とされている。実際、境内のほかのスギたちに比べ、少しだけ太いようだ。頭領というより兄貴分といった感じ。 みな樹勢が良さそうで、将来が楽しみである。 |
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