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名称 大武川諏訪神社のアサダ
(おおむかわすわじんじゃのあさだ)
名称の典拠 なし
樹種 アサダ
樹高 30m(注1)
目通り幹囲 3.3m(注1)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 山梨県北杜市白州町大武川(注2)
〃 3次メッシュコード 5338−62−50
〃 緯度・経度 北緯35度53分03.0秒
東経138度14分50.0秒
山梨県指定天然記念物(1994年11月7日、「諏訪神社の社叢」の名称で境内林全体を一括指定)
撮影年月日 2017年8月28日
注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による
注2)2004年11月1日、北巨摩郡内の7町村が合併して北杜市誕生。旧行政区は北巨摩郡白州町
旧白州町の北は長野県に接し、釜無川(かまなしがわ)が両県を分けている。
北東に向かって流れて来た釜無川は、国道20号に出会うと大きく曲がって、南東に向きを変える。そのあたり、旧白州町では北端に位置する集落が大武川である。
集落の北西、家々から少し離れて諏訪神社が鎮座する。(鳥居の額には「諏訪神社中社」とあった)
諏訪神社の社叢全体が天然記念物である。人の手が加わっていることは間違いないが、よく見るような暗い杉林ではなく、落葉樹主体の明るい森である。草取りもしっかりなされていて、実に気持ちの良い境内だ。
一番目立つのはトチノキ。幹囲3mを超えて、巨木の仲間入りをした個体も多く見られる。ほかに、カツラやプラタナスの巨木もある。
私の目当てはアサダ。林立する巨木たちに比べ、幹囲3.3mではまだ巨木としての肩身は狭いところだが、アサダの巨木は全国に数少ない。
境内の入口近く。鳥居からは20mから30mくらい。参道の左側に立っている。 |
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