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画像:大無雁のサワグルミ

画像:大無雁のサワグルミ(幹と並ぶ)
名称 大無雁のサワグルミ (おおむかりのさわぐるみ)
名称の典拠 なし (私が勝手に命名)(注1)
樹種 サワグルミ
樹高 16m(注2)
目通り幹囲 11.0m(注2)
推定樹齢 300年以上(注2)
所在地の地名 岐阜県飛騨市宮川町大無雁(おおむかり)(注3)
 
〃 3次メッシュコード 5437−30−59
 
〃 緯度・経度 北緯36度17分48.0秒
           東経137度07分18.6秒
宮川村指定天然記念物
撮影年月日 2003年7月28日

注1)宮川村教育委員会が設置した標柱(設置年月不詳)には、単に「サワグルミ」とあり、それが天然記念物指定の際の正式名称だと思うが、ちょっと素っ気ないので、私が勝手に大字名を冠した
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 東海版」による
注3)平成16年(2004)2月1日に、それまでの古川町・河合村・宮川村・神岡町が合併して、飛騨市となった。合併前の行政区は吉城郡宮川村





 宮川の右岸、宮川村大無雁を通る国道471号の路傍に立っている。5本の株立ちだが、1本は途中で2本に枝分かれしているので、一見すると6本の株立ちに見える。上記の目通り幹囲は、旧環境庁の「巨樹・巨木林調査」要綱に従って、個々の幹囲を合算した値である。
 根元には小川が流れている。小魚のいそうな清流である。何か懐かしい気がする。
 昔は、ちょっとした田舎には、家の近くにこんな場所(どこにもサワグルミの巨木があったという意味ではない。子供が入って水生動物を捕まえることができる木陰の水辺のことだ)の一つや二つはあったものだが、今は少なくなってしまった。
 なお、クルミの名はつくが、サワグルミの実は食べられない。(僕たちがよく知っている堅いクルミはオニグルミである)
 
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