ページタイトル:北町のケヤキ 当サイトのシンボル

画像:北町のケヤキ(幹と並ぶ) 名称 北町のケヤキ (きたまちのけやき)
名称の典拠 なし
樹種 ケヤキ
樹高 20m(注1)
目通り幹囲 6.3m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 茨城県常陸大宮市北町(注2)
 〃 3次メッシュコード 5440−63−53
 〃 緯度・経度 北緯36度33分08.2秒
           東経140度24分48.7秒
常陸大宮市指定天然記念物(1981年5月12日指定)
撮影年月日 2013年9月21日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 関東版(T)」による
注2)2004年10月16日、2町3村が合併して常陸大宮市誕生。旧行政区は那珂郡大宮町





 常陸大宮市中心部、国道293号に面して、「けやき窯」の小さな看板が出ている。大宮小学校の西にあたる市街地だ。
 大ケヤキは、お店(?)の横の通路を入ったところ。見学の許可を得て、根元に立つ。
 市街地のケヤキにしては、かなりの大きさである。樹勢も良さそうだ。
 幹の上部が失われ、縦に大きく裂け目が走っている。過去に落雷にでも遭ったのだろうか。
 この家で生まれ育ったというお嬢さん(それとも若奥様?)のお話では、この裂け目は記憶の最初からあったという。幼い時分には、裂け目は低い位置にあり、上から内部を覗いたご記憶があるそうだ。
 今では、溝の高さはお嬢さんの背丈を超え、覗くことは出来ない。ケヤキがタケノコのような伸び方をすることはないので、裂け目の位置が上に移動することはない。それは下方から徐々に裂け目がふさがってきたためと思われる。
 生物の自己修復作用とは素晴らしいものだ。
 
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