ページタイトル:大宮八幡神社の大クス 当サイトのシンボル

画像:大宮八幡神社の大クス_1

画像:大宮八幡神社の大クス_2
名称 大宮八幡神社の大クス
    (おおみやはちまんじんじゃのおおくす)
名称の典拠 なし(注1)
樹種 クスノキ
樹高 10m(注2)
目通り幹囲 14.0m(注2)
推定樹齢 2000年(注3)
所在地の地名 徳島県阿南市福井町大宮
 〃 3次メッシュコード 5034−65−00
 〃 緯度・経度 北緯33度50分27.2秒
           東経134度37分42.9秒
阿南市指定天然記念物(2009年2月25日指定)
撮影年月日 2012年3月23日

注1)天然記念物指定名称は「福井町大宮八幡神社の大クス」
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 中国・四国版」による
注3)「御神木」と書かれた表示板(設置者名・設置年月とも不詳だが、多分、神社関係者が設置したと思われる)による





 福井川の河口近くで、東から流れてきた椿地川が合流する。その合流点の東200mほどの高台に大宮八幡神社がある。
 このクスノキは、表参道の石段を登ったところ。駐車場からも、下図の姿が見える。
 2本の融合木。とうに本体を失い、生き残った根株の表皮部分から伸びた枝が支幹化したようだ。支幹は、最も太いものでも、目通りはせいぜい1m。
 印象は、「巨木がここに立つ」というより、「巨木の記憶が形を持ってここに残る」という感じ。
 阿南市が天然記念物に指定したのは、訪問時の3年前。クスノキは既にこの姿になっていたはずだ。このような姿になってから文化財指定をするのは珍しい。
 それだけ、市民の思い入れが強いということなのだろう。これ以上形を崩すことなく、記憶を鮮明に保ち続けることを祈る。
 
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