ページタイトル:大神神社のスギ 当サイトのシンボル

画像:大神神社のスギ(幹と並ぶ)

画像:大神神社社叢(遠景)
 大神神社々叢を遠望
名称 大神神社のスギ (おおみわじんじゃのすぎ)
名称の典拠 なし
樹種 スギ
樹高 32m(注1)
目通り幹囲 5.6m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 岐阜県大垣市上石津町宮(注2)
 〃 3次メッシュコード 5236−73−37
 〃 緯度・経度 北緯35度17分09.4秒
           東経136度28分02.1秒
岐阜県指定天然記念物(1975年2月12日、「大神神社の社叢」として境内林全体を指定)
撮影年月日 2009年7月20日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 東海版」による
注2)2006年3月27日、大垣市に合併。旧行政区は養老郡上石津町





 「宮」という名をもつ集落の中央に、大神神社が鎮座している。祭神は大物主櫛甕玉命(おおものぬしくしみかたまのみこと)。
 社伝によれば、持統天皇6年(692)、多良の上之山に創建された。また、天延元年(973)、近くの郁李山宮ヶ平には神武天皇と皇后五十鈴比売命(いすずひめのみこと)を祀る神社が創建されたが、永久元年(1113)の暴風雨で社殿が破壊されて流され、当社の御手洗川に流れてきた。そのため、これを合祀したところ、以来、人々は当社を流彦(ながれひこ)大明神と呼ぶようになった。流彦大明神を現在の大神神社に改めたのは明治4年(1871)。案内板には、このようなことが記されていた。
 上之山から現在地への移転時期については記されていないが、永和元年(1375)銘の棟札が現存するので、それ以前であることは確かなようだ。(平凡社「岐阜県の地名」を参考)
 神社は、周りをぐるっとスギに囲まれている。なかでは、正面に立つこのスギが最も太そうだ。
 社叢の木々を代表して、写真に収まってもらった。
 
ボタン:岐阜県の巨木リストに戻る ボタン:トップページに戻る