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名称 大峰神社のイチョウ
(おおみねじんじゃのいちょう)
名称の典拠 なし
樹種 イチョウ
樹高 21m(注1)
目通り幹囲 7.2m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 石川県鳳珠郡能登町瑞穂字院内(注2)
〃 3次メッシュコード 5537−70−33
〃 緯度・経度 北緯37度16分46.8秒
東経137度02分16.5秒
能都町指定天然記念物(1965年1月13日指定)
撮影年月日 2007年9月22日
注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による
注2)2005年3月1日、3町村が合併して能登町誕生。その際に郡名も変更。旧行政区は鳳至郡能都町
瑞穂小・中学校の西、山裾に大峰神社が鎮座している。
その境内平面の端に立つイチョウがこれ。気根(乳柱)がよく発達している。
イチョウについて、何か説明がないか探してみたが見あたらず、代わりに「大峰神社社叢モミ林」と題した立派な案内板があった。
それによると、標高148mの山頂に至るまでの裏山一帯の社叢が、平成7年(1995)10月3日に石川県指定天然記念物となったらしい。高木層ではモミが優先し、それ以外ではシキミが優先するこの植物群落が、日本海側にあまり例を見ない植生だというのが、その理由のようだ。さらにはこの低さでブナが混じり、逆に、海岸近くに見られるタブノキがこの高度で見られることも特異なのだという。
それにはイチョウについての記述は全くない。イチョウは県指定に含まれてはいないようである。
天然記念物としては先輩だったイチョウだが、両者では記念物たる理由が違うということなのだろう。
残念ながら、私は、学術的な知識の乏しい単なる巨木探訪者である。希有な植生と言われてもピンと来ないが、大イチョウに会え、そしてなによりもイチョウの元気が良かったことだけで十分満足だった。 |
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