ページタイトル:大葛沢のサワグルミ 当サイトのシンボルマーク

画像:大葛沢のサワグルミ(幹と並ぶ) 名称 大葛沢のサワグルミ
    (おおくずさわのさわぐるみ)
名称の典拠 なし(注1)
樹種 サワグルミ
樹高 16m/18m(注2)
目通り幹囲 5.1m/4.1m(注2)
推定樹齢 いずれも100〜199年(注2)
所在地の地名 岩手県遠野市小友町
 〃 3次メッシュコード 5841−63−75
 〃 緯度・経度 北緯39度13分56.1秒
           東経141度26分43.1秒
遠野市指定天然記念物(1983年5月1日指定)
撮影年月日 2017年5月8日

注1)天然記念物としての名称は単に「サワグルミ」
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 北海道・東北版」による。いずれも前者が左図で左手前に立つ個体、後者が右後方に立つ個体のデータ





 国道107号が走る長野川(ながのがわ)の谷の東に標高708mの寺地山が聳え、その南麓の谷が大葛沢と呼ばれている。
 左図のサワグルミは大葛沢の入口付近。沢奥に向かう道路脇に立っている。国道から60mほどしか離れていないので、注意していれば見えるのだが、見えるのは一瞬のみ(脇見運転注意)。地図で位置を確認してからお訪ねになるのがよいと思う。
 サワグルミは各地で普通に見られ、2017年5月現在、環境省巨樹データベースにも91件のサワグルミ巨木が登録されている。
 しかし、その大半は樹林内にあって、しかも株立ちであることが多い。こんな風に道路のすぐ脇に、しかも5.1mと4.1m。単幹の巨木が2本並んで立つのは珍しい。
 個人の所有物らしいが、マナーを守る限り、自由に見学させていただけそうだ。
 昭和58年(1983)に、遠野市から天然記念物指定を受けている。
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