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名称 大桑神社の欅 (おおくわじんじゃのけやき)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 ケヤキ
樹高 20m(注2)
目通り幹囲 5.1m(注2)
推定樹齢 350年以上(注3)
所在地の地名 茨城県結城市小森
〃 3次メッシュコード 5439−37−41
〃 緯度・経度 北緯36度17分12.5秒
東経139度53分46.0秒
結城市指定天然記念物(1976年2月5日指定)
撮影年月日 2009年2月21日
注1)結城市教育委員会が設置(設置年月不詳)
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 関東版(T)」による
注3)上記案内板による
桑(くわ)と言えば、蚕(かいこ)。大桑神社は、養蚕と深い関わりを持つ。
案内板によれば、古い昔、東国に養蚕・織物を伝えたとされる阿波斎部(あわのいんべ)が、養蚕と農業の神である稚産霊命(わかむすびのみこと)を祭神として創建。当初は北方の大水河原にあったが、洪水で流失、文明11年(1479)現在地に移ったと伝えられているという。
遷座地の「小森」という地名も、阿波斎部が伝えた蚕種を守る、つまり「蚕守(こもり)」から転じたとする説もあるようだ。
JR水戸線東結城駅から県道15号を南下すると、1kmちょっとで大桑神社だ。行く手にケヤキの巨樹が見えてくるので、わかりやすい。
標記の大ケヤキは、拝殿に向かって左奥。これに比べれば、手前に立つ方(下図左端)はふた回りくらい細い。
小枝を満載している。樹勢も良さそうだ。
なお、享保7年(1722)に建立された本殿は、市指定有形文化財。彫刻が見事である。 |
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