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名称 大楠神社のクスノキ
(おおくすじんじゃのくすのき)
名称の典拠 なし
樹種 クスノキ
樹高 13m(注1)
目通り幹囲 6.8m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 鹿児島県薩摩川内市祁答院町黒木(注2)
〃 3次メッシュコード 4730−64−52
〃 緯度・経度 北緯31度53分04.5秒
東経130度31分22.4秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2018年3月27日
注1)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による
注2)2004年10月12日、1市4町4村が合併して薩摩川内市誕生。旧行政区は薩摩郡祁答院町(けどういんちょう)
県道396号(薩摩祁答院線)と同462号(堂山宮之城線)の重複区間の途中に黒木小学校がある。
大楠神社が鎮座するのは、黒木小学校の南西約250m。両県道が分かれる三叉路の北。
鹿児島県神社庁の神社紹介ウェブページによると、寛文十六年(ママ)の火災で旧記が失われて、由緒等は不明という。(確か、寛文は13年迄しかなかったはずだが…)
かつては大王権現と呼ばれていたが、明治以降に大楠神社と改称。大楠神社の名は、境内に藩政時代からの大楠があるからという。
祭神は猿田彦命(さるたひこのみこと)ほか8柱。イザナギ・イザナミの夫婦神をはじめ、八幡神、諏訪神、天神さんなどさまざま。明治以来、神社の統合が進んで、このような神社が多くなった。
神社名の由来となった大クスは、かつての主幹を失い、今はがらんどう。切断された主幹にはキャップが被せられている。
境内の社殿再建記念碑に「昭和60年(1985)8月31日台風十三号により全壊」とあった。それ以上のことは何も書いてないので単なる想像だが、そのとき主幹が折れて社殿を壊したのだろうか?
現在、葉を繁らせている枝は、主幹が失われた後に伸びたものではないだろうか。全体としてはかなり傷んだ姿だが、小枝の元気は良さそうだ。
平成7年(1995)に旧祁答院町から銘木(名木?)指定を受けている。 |
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