ページタイトル:大久保の乳いちょう 当サイトのシンボル

画像:大久保の乳いちょう


画像:大久保の乳いちょう(幹と並ぶ)
名称 大久保の乳いちょう (おおくぼのちちいちょう)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 イチョウ
樹高 26m(注2)
目通り幹囲 13.3m(注2)
推定樹齢 500年(注3)
所在地の地名 徳島県名西郡神山町神領字西大久保
 〃 3次メッシュコード 5034−72−59
 〃 緯度・経度 北緯33度57分57.6秒
           東経134度21分44.3秒
神山町指定天然記念物(1993年2月1日指定)
撮影年月日 2010年7月30日

注1)神山町教育委員会と神山町文化財保護審議会が連名で設置(設置年月不詳)
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 中国・四国版」による
注3)上記案内板による





 県道20号は、神山中学校の南で、国道438号にぶつかる。そのあたりから南の斜面に登る細い道があり、大イチョウはその道沿い。私が訪ねたときは、国道脇にイチョウへの案内表示があって、迷うことがなかった。
 イチョウは急斜面の途中に立っている。道は狭いのだが、イチョウのすぐそばに大久保地区多目的研修集会所が建てられ、駐車場も設けられている。集会の行われていないときならば、イチョウの見学者にも、短時間の駐車が許されているようだ。

画像:大久保の乳いちょう(遠景)

 大イチョウは、低地側に少し傾いて立ち上がり、そこからまっすぐ上に向かっている。剪定などはされないらしく、野性を感じさせる力強い姿で、大小の枝をたくさんつけている。
 斜面には石段が設けられていて、低地側から仰ぎ見ることも出来る。低地側から見た時の方が、野性味を強く感じた。
 「乳いちょう」の名のとおり、全体にたくさんの気根をつけている。ご多分に漏れず、このイチョウにも母乳授けの信仰が伝わっているようだ。
 緑の姿も力強いが、葉が黄に染まる頃は、さぞ見事なことだろう。ライトアップもされるようである。
 
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