ページタイトル:大川内山のイチョウ ロゴ:人里の巨木たち

画像:大川内山のイチョウ 名称 大川内山のイチョウ
    (おおかわちやまのいちょう)
名称の典拠 なし
樹種 イチョウ
樹高 27m(注1)
目通り幹囲 5.5m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 佐賀県伊万里市大川内町乙(大川内山)
 〃 3次メッシュコード 4929−67−71
 〃 緯度・経度 北緯33度14分00.4秒
           東経129度53分35.8秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2015年4月1日

注1)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による





 伊万里川(いまりがわ)最上流の集落が大川内山(おおかわちやま)である。
 ここは、かつて鍋島藩窯があった場所で、平成15年(2003)9月16日、「大川内鍋島窯跡」として国の史跡に指定された。今も30軒ほどの窯元が鍋島焼を作っている。
 訪ねたのがちょうど「春の窯元市」初日。雨模様の平日のため客足は疎らだが、山里はお祭り気分。(しっかり駐車料金をとられてしまった)
 美しい家並みのメインストリートを登って行くと、左手に「清正公堂」があり、そこにイチョウが立っている。なかなか堂々たる姿のイチョウだ。
 イチョウの根元に、「南無妙法蓮華経」の題目を刻んだ大きな石塔(石碑)がある。ヤマブキの花が供えてあった。この石塔も清正公との関係を何か伝えているのだろうか。(加藤清正公は日蓮信徒だった)
 少し離れた位置からもイチョウの頭部が見える。当地のランドマークと言ってよさそうである。
 訪ねたのは裸の季節だったが、黄葉の頃はさぞ見事だろうと思われる。
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