ページタイトル:大井沢の大栗 サイトのシンボル

画像:大井沢の大栗_1

画像:大井沢の大栗_2

画像:大井沢の大栗(幹と並ぶ)
名称 大井沢の大栗 (おおいさわのおおぐり)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 クリ
樹高 15m(注2)
目通り幹囲 8.5m(注2)
推定樹齢 800年(注3)
所在地の地名 山形県西村山郡西川町大井沢字桐の木久保
 
〃 3次メッシュコード 5739−47−58
 
〃 緯度・経度 北緯38度22分43.7秒
           東経139度58分31.2秒
西川町指定天然記念物(1997年10月1日指定)(注4)
撮影年月日 2008年8月28日

注1)西川町教育委員会が設置(設置年月不詳)
注2)2000年に実施された環境省フォローアップ調査による
注3)上記案内板による
注4)その後、2011年2月4日、山形県指定天然記念物となった





 月山湖の上流、寒河江川左岸(西岸)の大井沢集落の南西、標高620mほどのところに、1本の大きなクリの木が立っている。
 集落内にクリへの案内表示があるので、それに従って林道を進む。(この道は、国土地理院の2万5千分の1地形図には記載されているが、手持ちの6万分の1ロードマップにはなかった) 最初は舗装。途中からは砂利道。しかし、それほど走りにくい道ではなく、普通のセダン・タイプの乗用車でも大丈夫。
 2kmほど走ると、右手に駐車場がある。
 そこからは少しだけ歩くことになる。山道の行方を見ると、駐車場から、大栗の姿が既に見えている。
 山道は、クリのすぐ下に出る(下図)。出てみて分かったのだが、途中で分岐した別の林道が、クリのところまで続いていたのだ。(現在、この道に一般車が入ることは許されていない) この林道のお陰で、クリの周囲の展望が開けているのは、巨樹探訪者にとって有り難い。
 クリは、主幹を地上3mほどで失っている。そのかわり、そのあたりから伸びる大枝がまだ何本も残っている。背丈は低いが、貫禄は十分。
 クリの周りを木道が囲んでいる。そして、木道のループ上の1点から、一部が幹のすぐ近くまで達している。大栗に直接触れることができるようにとの計らいが嬉しい。
 はるばる見に行く価値のある大クリである。


画像:大井沢の大栗(最初に出会う姿)
 
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