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名称 大原神社の銀杏 (おおはらじんじゃのいちょう)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 イチョウ
樹高 15m(注2)
目通り幹囲 6.1m(注2)
推定樹齢 600年(注3)
所在地の地名 福岡県遠賀郡岡垣町原
〃 3次メッシュコード 5030−64−55
〃 緯度・経度 北緯33度52分46.5秒
東経130度34分09.9秒
岡垣町指定天然記念物(1981年2月20日指定)
撮影年月日 2012年7月27日
注1)2000年3月に岡垣町教育委員会が設置(天然記念物指定名称もこれに同じ)
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 九州・沖縄版」による
注3)上記案内板による
大字原と大字波津(はつ)の境界付近、響灘(ひびきなだ)に面して大原神社がある。
鳥居の額には『■(「玄」の右に「少」。「妙」に同じ)見宮』とあるが、それは、かつてここが「浜妙見」と呼ばれる妙見宮だったから。その後、内陸にあった「山妙見」と合併して大原神社と称するようになった。
拝殿の手前に立つイチョウが天然記念物指定を受けている。
樹形が散漫に見えるのは、中央幹を失っているからだろう。枯れた中央幹は、下部だけが骨のようになって残っている。
樹下に立つと気がつかないが、少し離れて、鳥居の辺りから見ると、枝がみな南になびいている。海岸近くにあって、強い季節風をまともに受けるからだろうか。
気根(乳柱)の発達が顕著なのも、このイチョウの特徴だろう。そのため、ややおどろおどろしい印象も伴うが、それが趣きを添えているようにも思われる。 |
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