ページタイトル:大熊神社の大ムク サイトのシンボル

画像:大熊神社の大ムク(幹と並ぶ)

画像:大熊神社の大ムク(遠景)
名称 大熊神社の大ムク
    (おおぐまじんじゃのおおむく)
名称の典拠 現地の標柱(注1)
樹種 ムクノキ
樹高 35m(注2)
目通り幹囲 7.5m(注2)
推定樹齢 530年(注3)
所在地の地名 鳥取県東伯郡琴浦町高岡(大熊)(注4)
 
〃 3次メッシュコード 5333−15−40
 
〃 緯度・経度 北緯35度27分33.2秒
           東経133度37分46.1秒
琴浦町指定天然記念物(1970年2月10日指定)
撮影年月日 2009年4月11日

注1)琴浦町教育委員会が設置(設置年月不詳)
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 中国・四国版」による
注3)上記標柱の側面に記されていたデータより
注4)2004年9月1日、東伯郡内の2町が合併して琴浦町誕生。旧行政区は東伯郡赤碕町





 勝田川と矢筈川が合流する地点にできた集落が大熊である。
 平凡社「鳥取県の地名」によれば、かつて産土神は山川村の熊野権現(現船上神社奥院)だったが、参詣に不便なため、地内に霊岩を設け、ムクノキを植えて崇拝してきた。寛正(1460〜66)の頃に気候異変や悪疫流行があったので、霊岩の傍らに小祠を造って三宝荒神として祀った。これが大熊神社の前身である。現社号を称するようになったのは、明治初年(1868)から。
 推定樹齢から考えると、ムクノキは三宝荒神を祀るときに植えられたとされているようだ。
 樹勢が良く、ずいぶん背の高いムクノキである。樹高35mは、鳥取県内のムクノキでは一番高いとされている。下図でご覧のように、大熊集落に近づくと、その姿がはっきり認められる。
 探し当てるのは容易である。
 
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