ページタイトル:大杵社の大杉 当サイトのシンボル

画像:大杵社の大杉_1


画像:大杵社の大杉_2
名称 大杵社の大杉 (おおごしゃのおおすぎ)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 スギ
樹高 30m(注2)
目通り幹囲 10.5m(注2)
推定樹齢 1000年以上(注3)
所在地の地名 大分県由布市湯布院町川南(西石松)(注4)
 〃 3次メッシュコード 4931−62−98
 〃 緯度・経度 北緯33度15分08秒
           東経131度21分29秒
国指定天然記念物(1934年8月9日指定)
撮影年月日 2010年3月24日

注1)由布市教育委員会が設置(設置年月不詳)。なお、天然記念物指定名称の方は「大杵社の大スギ」とカタカナ
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 九州・沖縄版」による
注3)上記案内板による
注4)2005年10月1日、大分郡内3町が合併して由布市誕生。旧行政区は大分郡湯布院町





 大杉がある大杵社は、北に湯布院の町を見下ろす山裾に鎮座する。
 主祭神は椎根津彦命(しいねつひこのみこと)。神武天皇東征の際に船路を先導したとされる神だ。
 本殿の右(向かって左)に、国指定天然記念物の大杉が立っている。
 力強い根、重量感のある幹がまず目につく。かつての枝の付け根だったのか、複雑に盛り上がる瘤状突起も、老杉としての風格の一部分だ。太い注連縄も細く見える。
 背後に回ると、幹の基部に空洞が開いている。案内板によれば、畳3枚分の広さがあるらしい。中には神像が納められ、開口部には格子が嵌っている。
 今でも十分に樹勢は良さそうなのだが、かつてはもっとずっと枝数が多かった。1995年に講談社から刊行された「日本の天然記念物」に、その頃の写真が掲載されている。
 元気そうに見えても、やはり寄る年波にはかなわないようだ。
 
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