ページタイトル:大笠のトチノキ 当サイトのシンボルマーク

画像:大笠のトチノキ(幹と並ぶ) 名称 大笠のトチノキ (おおがさのとちのき)
名称の典拠 天然記念物指定名称
樹種 トチノキ
樹高 30m/30m(注1)
目通り幹囲 5.0m/4.8m(注2)
推定樹齢 不明
所在地の地名 岐阜県飛騨市神岡町大笠(注3)
 〃 3次メッシュコード 5437-31-38
 〃 緯度・経度 北緯36度17分04.2秒
           東経137度13分50.7秒(注4)
飛騨市指定天然記念物(1996年2月21日指定)
撮影年月日 2020年6月21日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 東海版」による
注2)地表面から1.3mの高さで幹囲を実測。前者が社殿に向かって左、後者が右の個体のデータ
注3)2004年2月1日、吉城郡内の4町が合併して飛騨市誕生。旧行政区は吉城郡神岡町
注4)これは向かって左の個体の位置





 小柴昌俊博士のノーベル賞受賞で有名になったカミオカンデ(その後、さらに性能アップしたスーパーカミオカンデも)で知られる飛騨市神岡町から高山市に向かうには国道41号を通るのが一般的だが、少しショートカットする道もある。県道75号(神岡河合線)だ。地元の人に限らず、この辺りの地理をよく知る方は、国道よりもむしろこちらを通る方が多いようで、思ったより交通量が多かった。
 この県道を神岡から高山に向かう場合、堤長140mの大きなアースダム(山田防災ダム)の山田湖の先で、右(西)側の谷奥に向かう道がある。この道を大笠川に沿って約1.9km。右側(北側)山裾に白山神社が鎮座する。(道は狭いが、ちゃんとした舗装道路である)
 石鳥居の先、石段の左右に一対のトチノキ巨木が立つ。門杉・鳥居杉ならぬ「門橡」とか「鳥居橡」とか呼びたくなるような姿だ。
 環境省データでは幹囲が480cmと460cmとなっている(1988年度報告値)。報告から30年以上を経て、今はもっと大きいだろうと測ってみた値が498cmと481cm。両方ともほぼ同じペースで大きくなっているようだ。
 それぞれ単独では「まずまず」という程度かも知れないが、2本並ぶとさすがに壮観である。
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