ページタイトル:大総小学校のクスノキ ロゴ:人里の巨木たち

画像:大総小学校のクスノキ

画像:大総小学校のクスノキ(全景)
名称 大総小学校のクスノキ
    (おおふさしょうがっこうのくすのき)
名称の典拠 なし
樹種 クスノキ
樹高 15m(注1)
目通り幹囲 5.3m(注1)
推定樹齢 130年?(注2)
所在地の地名 千葉県山武郡横芝光町木戸台(注3)
 〃 3次メッシュコード 5340−43−17
 〃 緯度・経度 北緯35度40分44.3秒
           東経140度27分35.6秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2014年5月13日

注1)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による
注2)大総小学校の沿革を拝見すると、クスノキが植えられたのは明治26年(1893)のことらしい。私が訪ねた平成26年(2014)は、それから121年を経ている。植樹に用いられたのが仮に10年生ほどの苗木だったとすれば、樹齢は約130年ということになる
注3)2006年3月27日、匝瑳郡光町と山武郡横芝町が合併して山武郡横芝光町誕生。旧行政区は山武郡横芝町





 九州や四国など暖かい地方で、小学校の校庭にセンダンが植えられているのをよく見るが、千葉県にはそういう慣例が無いのだろうか。2014年5月現在、環境省巨樹データベースには千葉県からセンダンの登録はない。
 しかし、児童がすくすく成長することを祈って植樹すること自体は、千葉県にもあるようだ。大総小学校では、このクスノキがそうである。
 ちょうど運良く下校時の訪問となった(安全上の理由から普段は門が閉められている)。先生の許可を得て校地内に入らせていただいた。
 クスノキは、古い過去に主幹を途中で失ったらしく、ある高さで突然水平方向に大枝を広げ、上より横への志向があるかのよう。その分、太さの割に、樹高は低い。全体にやや傾いて立ち、子供たちを強い日射しから守ってやろうとしているような姿だ。
 100年ちょっとの樹齢とは思えないほどの、立派な大クスノキである。
ボタン:千葉県の巨木リストに戻る ボタン:トップページに戻る