ページタイトル:長安寺のイチョウ 当サイトのシンボルマーク

画像:長安寺のイチョウ 名称 長安寺のイチョウ (ちょうあんじのいちょう)
名称の典拠 なし(注1)
樹種 イチョウ
樹高 30m(注2)
目通り幹囲 5.2m(注2)
推定樹齢 300年以上(注2)
所在地の地名 岩手県大船渡市日頃市町(ひころいちちょう)(長安寺)
 〃 3次メッシュコード 5841−55−25
 〃 緯度・経度 北緯39度06分30.8秒
           東経141度41分12.4秒
大船渡市指定天然記念物(1972年3月25日指定)
撮影年月日 2017年5月14日

注1)天然記念物指定名称は単に「いちょう」。それでは他と区別できないので、所有する寺の名前を冠した
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 北海道・東北版」による





 支流の小通川(こがようがわ)が本流の盛川(さかりがわ)に合流する地点、盛川左岸に広がる集落が長安寺である。集落の西側に、山を背にして真宗大谷派片杉山長安寺がある。二重門形式の山門や、鐘楼、鼓楼を備えた立派なお寺で、集落名が寺号に因むことは想像に難くない。
 案内板に記された縁起によれば、平安時代の創建で、当初は天台宗であったが、明徳2年(1391)に真宗に改宗。現住職は創建時から数えて第41世ということである。
 山門を潜って右手、鼓楼の奥の方に大イチョウが立つ。
 高い位置まで単幹で立ち上がり、元気の良さそうな枝をたくさんつけている。大枝の基部には発達した気根が見られる。
 イチョウについての案内板がないので詳細は不明だが、樹齢については、どんなに古く見積もっても、弘治2年(1556)の火災以前まで遡ることはないだろうと思われる。
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