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名称 大堂神社のクスノキ
(おおどうじんじゃのくすのき)
名称の典拠 なし(注1)
樹種 クスノキ
樹高 17m(注2)
目通り幹囲 5.3m(注2)
推定樹齢 伝承900年(注2)
所在地の地名 佐賀県佐賀市諸富町大堂(注3)
〃 3次メッシュコード 4930−62−79
〃 緯度・経度 北緯33度14分11.5秒
東経130度21分56.7秒
佐賀市指定天然記念物(1979年6月30日指定)
撮影年月日 2015年3月20日
注1)天然記念物指定名称は単に「楠の木」。それでは他と区別できないので、私のサイトではこう呼ばせていただく
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 九州・沖縄版」による
注3)2005年10月1日、佐賀市に合併。旧行政区は佐賀郡諸富町
諸富町大堂は福岡県と接する地で、大堂神社の500mほど東は、もう福岡県大川市だ。
ここは、筑後川が作った沖積平野の中心付近にあたり、周辺には肥沃な水田が広がっている。
伝承される大堂神社の創立年は弘安2年(1279)。祭神として事代主神(ことしろぬしのかみ)、大山祇命(おおやまずみのみこと)、豊玉姫命(とよたまひめのみこと)、平将門(たいらのまさかど)、宗像(むなかた)三女神を祀る。なお、三の鳥居にあたる鋳銅製明神鳥居(初代小城藩主鍋島元茂寄進。寛永17年(1640)銘あり)は佐賀県指定文化財。(案内板による)
拝殿を覗いてみたら、奥に「六所宮」の額が懸かっていた。祭神の数と一致しないが、かつてそのように呼ばれていた時代もあったのだろうか。
左図のクスノキは、拝殿の手前、向かって右手。
地上5mほどで主幹を失い、背は高くない。その代わり、横に伸びた大枝が十分な大きさになって、幅の広い樹冠を支えている。多少すかすかした感じがなくもないが(3月だからだろうか?)、よく整った樹冠である。参道側に傾いて立っている。
神社の落ち着いた雰囲気も良かった。 |
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