ページタイトル:青田の大カシ 当サイトのシンボル

画像:青田の大カシ(幹と並ぶ)


画像:青田の大カシ_1


画像:青田の大カシ_2
名称 青田の大カシ (おおだのおおかし)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 アカガシ
樹高 20m(注2)
目通り幹囲 7.4m(注2)
推定樹齢 不明
所在地の地名 三重県松阪市飯高町青田(おおだ)(注3)
 〃 3次メッシュコード 5136−41−61
 〃 緯度・経度 北緯34度23分39秒
           東経136度08分45秒
飯高町指定天然記念物(1997年2月18日指定)
撮影年月日 2009年10月11日

注1)飯高町教育委員会が設置(設置年月不詳)。市町村合併後、松阪市教育委員会と訂正
注2)上記案内板による
注3)2005年1月1日、松阪市に編入。旧行政区は飯南郡飯高町





 蓮(はちす)ダムによって出来た人造湖である奥香肌湖(おくかはだこ)左岸を西に向かう。
 湖は辻堂橋のところで蓮川と青田川の二つの谷に分かれる。大カシに向かうには、辻堂橋を渡らず、橋の手前を青田川の谷に入る。
 辻堂橋から約4km、発電所の手前で右折。この道は、加杖坂峠を越えて、飯高町栃谷に至る道だ。細い道ではあるが、舗装されているので安心。対向車に注意してゆっくり走りながら、右手に注意していると、やがて緑色の案内表示が道路脇で迎えてくれる。
 もう少し先まで車が入れなくもないが、路肩が少し広くなった所に車を停めて歩いた。道路からは、ゆっくり歩いても5分ほどだ。

画像:青田の大カシ_3

 案内の先には一軒の廃屋があり、裏山から廃屋を見下ろすようにアカガシが立っている。
 アカガシの巨木には株立ちのものが多いが、これは違う。やはり単幹の巨木には、株立ちにはない力強さがあるように思う。
 自然のままに育ったのだから、元気な部分も朽ちた部分もある。そして、それらが複雑な表情を織りなしている。
 威厳を保ちつつ、ひっそりと立つ大カシである。
 
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