名称
天神社のツクバネガシ
(てんじんしゃのつくばねがし)
名称の典拠
現地の標柱(注1)
樹種
ツクバネガシ
樹高
25m(注2)
目通り幹囲
4.4m(注2)
推定樹齢
300年以上(注2)
所在地の地名
茨城県笠間市大渕
〃 3次メッシュコード
5440−42−62
〃 緯度・経度
北緯36度23分35.4秒
東経140度16分24.7秒
笠間市指定天然記念物
(1986年4月15日指定)
撮影年月日
2008年5月18日
注1)1990年8月30日に笠間市教育委員会が設置
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 関東版(T)」による
旧友部町との境界近くの天神社に、ツクバネガシの巨木があると知って訪れた。
目通りは5mに満たず、巨木としては少々物足りないが、私のささやかな巨樹探訪歴において、ツクバネガシの巨木は初めてである。わくわくしながらの訪問であった。
市天然記念物のツクバネガシは、本殿と拝殿の間、塀の内側に立っていた。傍らに立つことが出来ないのが残念。
多くの巨木の例に漏れず、大枝をたくさん失っているが、樹勢はなかなかのもので、塀を越えて、周囲に大きく枝を広げている。サイズはともかく、初見参のツクバネガシとしては、実に堂々としていて、見惚れてしまった。
ツクバネガシの名は、枝の先端部の葉の付き方が、昔、女の子がお正月に遊んだ追羽根の羽根に似るからである。実物でしっかり確認しようと思ったのだが、低い位置に枝がなく、確認はできなかった。