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名称 白髭神社のヒイラギ (しらひげじんじゃのひいらぎ) 名称の典拠 現地の案内板(注1) 樹種 ヒイラギ 樹高 6.5m(注2) 目通り幹囲 1.9m(注2) 推定樹齢 不明 所在地の地名 静岡県富士市大淵次郎長町 〃 3次メッシュコード 5238−65−83 〃 緯度・経度 北緯35度14分15.8秒 東経138度39分57.2秒 富士市指定天然記念物(1981年8月1日指定) 撮影年月日 2020年3月15日 注2)上記案内板による ヒイラギの白髭神社が鎮座する次郎長町(じろちょうちょう)の次郎長とは、もちろん清水次郎長(しみずのじろちょう)のこと。仁侠時代劇等で名前を目にすることが多かったが、架空の人物ではなく、明治26年(1893)に73歳で没した実在の人物である。 明暗併せ持つ人物だったようだ。 その名が地名に残っているのは、かつて一面の荒野だったこの場所を、彼が開墾に着手したからである。(維新後の明治7年(1874)から約10年をかけたが不成功に終わったらしい) のち、町村制施行に伴って入植者が相次ぎ、現在の集落の基礎が出来たという。 大正12年(1923)、集落に鎮守が無いのを憂い、渡辺長作氏が有東木(うとうぎ)の白髭神社から分霊を勧請して神社を創設。今日に至っているようだ。(以上、境内の「由来記」による) 左図は境内のヒイラギ。樹齢は不明ながら、神社創設よりも古いように思われる。ここが神社となる以前からここに立っていたのだろうか。それとも、神社創設を機に、どこからか移植したものだろうか。説明が無いので、あれこれ想像するのみ。 姿の美しい立派なヒイラギである。 |
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