ページタイトル:小野山家のエドヒガン ロゴ:人里の巨木たち

画像:小野山家のエドヒガン

画像:小野山家のエドヒガン(全景)
名称 小野山家のエドヒガン
    (おのやまけのえどひがん)
名称の典拠 天然記念物指定名称
樹種 エドヒガン
樹高 不明
目通り幹囲 4.9m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 長野県佐久市春日(注2)
 〃 3次メッシュコード 5438−22−68
 〃 緯度・経度 北緯36度13分16.6秒
           東経138度20分51.4秒
佐久市指定天然記念物(1997年3月14日指定)
撮影年月日 2014年4月25日

注1)八十二文化財団「信州の文化財検索」による
注2)2005年4月1日、佐久市に合併。旧行政区は北佐久郡望月町





 鹿曲川(かくまがわ)左岸に広がる向反(むかいぞり)集落内のサクラ。小野山家の墓地に立っている。
 ちょうど満開のときに訪ねることができた。
 幹囲もこれくらいになると、さすがに太い。
 1本の幹を途中で失い、冬枯れの姿を見ると、樹形は乱れてしまったようだが、花を満載したこの時期は、きれいな樹形に見える。
 大きく支幹が分岐したところを中心に、着生植物が見られる。それが、いかにも古木らしい風情を醸しているように思われた。(シダであることは間違いないが、残念ながら着生している植物の名前がわからない)
 ずいぶん昔から有名なサクラだったようで、樹下の大きな石柱に「小野山桜」の名が刻まれていた。
 昭和40年(1965)3月31日に解除されるまでは、県から天然記念物指定を受けていたという。樹勢の衰えが目立つようになって解除されたのだろうか?
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