ページタイトル:小野曽の千本杉 当サイトのシンボルマーク

画像:小野曽の千本杉 名称 小野曽の千本杉 (おのそのせんぼんすぎ)
名称の典拠 「日本の巨樹・巨木林 北海道・東北版」(注1)
樹種 スギ
樹高 30m(注2)
目通り幹囲 3.8m(注2)
推定樹齢 200〜299年(注2)
所在地の地名 山形県飽海郡遊佐町吹浦字小野曽
 〃 3次メッシュコード 5839−57−02
 〃 緯度・経度 北緯39度05分30.2秒
           東経139度54分19.3秒
遊佐町指定天然記念物(1974年10月指定)
撮影年月日 2019年5月17日

注1)1991年に旧環境庁が刊行
注2)上記「日本の巨樹・巨木林 北海道・東北版」による





 県道210号(鳥海公園吹浦線。通称「鳥海ブルーライン」)沿いの小野曽バス停から北に入り、突き当たったところが千本杉への入口である。(千本杉への林道?入口に案内表示あり)
 千本杉は、ここから林道(?)沿いに約400m。小さな車なら進めるかもしれないが、途中に駐車スペースも転回場所もないので、歩くことをお勧めする。(ほぼ水平道で、歩いても10分弱)
 ここ以外にも、各地に千本杉と呼ばれるスギがあり、どれもみな同じような形だが、とにかく不思議な姿だ。
 根元は1本で立ち上がり、ある高さで突然何かに目覚めたかのように、爆発的に枝を広げ始める。
 このスギでは、その転換点に他の樹木も巻き込んで伸びているのが面白い。
 どんな木が着生しているか調べてみた。
 ヤマザクラとタラノキ(?)のほか、樹種は不明だが2種判別できた。あるいはもっとあるのかも知れないが、これ以上は私の能力を超える。
 いわば「五色の千本杉」である。
 昭和49年(1974)に遊佐町から天然記念物指定を受けている。
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