ページタイトル:小野神社のイチョウ ロゴ:人里の巨木たち

画像:小野神社のイチョウ(幹と並ぶ) 名称 小野神社のイチョウ (おのじんじゃのいちょう)
名称の典拠 なし
樹種 イチョウ
樹高 20m(注1)
目通り幹囲 5.3m(注1)
推定樹齢 不明
所在地の地名 千葉県香取郡東庄町小南(こみなみ)
 〃 3次メッシュコード 5340−55−44
 〃 緯度・経度 北緯35度47分38.2秒
           東経140度40分35.9秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2014年5月14日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 関東版(U)」による





 東城(とうじょう)小学校の北200mほどのところに小野神社がある。
 案内板によると、祭神は建速素戔嗚命(たけはやすさのおのみこと)。社伝では天安元年(857)、悪疫退散を願って、尾張国津島牛頭天王宮(つしまごずてんのうぐう。現津島神社)から分霊を勧請したのが始まりという。(現社号の小野は当地の古名)
 境内、と言っても道路のすぐ隣に、このイチョウが立っている。イチョウの一部は道路にはみ出している。
 そのあたりの根の様子が面白い。根の伸び方から、かつての地表面がどんな形だったか想像できるように思う。
 イチョウのほかにも様々な種類の樹木が立っていて、目についたものを大きさの順に挙げると、イチョウ>スダジイ>イヌマキ>タブノキ>ヒノキである。イヌマキまでが幹囲3m以上の「巨樹」にあたる。
 イヌマキも根の張り方が面白いし、タブノキでは、大枝の1本が完全に捻れているように見える。(「少し大きめの画像」に写真あり)
 昔の人は、そんなところにも神威を感じたのではなかろうか。
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