ページタイトル:小野の大カヤ 当サイトのシンボル

画像:小野の大カヤ(幹と並ぶ)

画像:小野の大カヤ(全景)
名称 小野の大カヤ (おののおおかや)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 カヤ
樹高 28m(注2)
目通り幹囲 6.5m(注2)
推定樹齢 400年(注3)
所在地の地名 兵庫県佐用郡佐用町下石井中土居
 〃 3次メッシュコード 5234−42−98
 〃 緯度・経度 北緯35度04分49.7秒
           東経134度21分27.2秒
佐用町指定天然記念物(2001年3月22日指定)
撮影年月日 2011年5月14日

注1)設置者名・設置年月とも不詳(佐用町教育委員会が設置?)
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 近畿版」による
注3)上記案内板による





 智頭急行石井駅の前から南の山裾を見ると、このカヤの姿が見える。線路からはいくらも離れていないので、南に向かう(上郡方面)列車に乗っている場合には、石井駅を出てすぐ、最初のトンネルに入る直前に、西側車窓から見えるはずだ。
 大カヤは、単幹で直立し、地上10m弱のところで大枝を四方に広げている。樹冠の形は多少アンバランスだが、殆どの大枝は健全である。樹勢は悪くなさそうだ。雌株だそうだから、毎年たくさんの実をつけることだろう。
 傍らの建物は観音堂。
 覗いてみると、板に墨書した観音様への寄進者一覧表が見えた。それには「金弐歩(分?)」とか「三糸(朱?)」などの文字が見える。かなり古い物のようだ。
 カヤが過ごしてきた長い年月を、改めて思った。
 
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