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名称 鬼沢のカシワ (おにざわのかしわ) 名称の典拠 現地の案内板(注1) 樹種 カシワ 樹高 12m(注2) 目通り幹囲 3.5m(注2) 推定樹齢 300年以上(注2) 所在地の地名 青森県弘前市鬼沢 〃 3次メッシュコード 6140−03−12 〃 緯度・経度 北緯40度41分05.7秒 東経140度24分25.8秒 青森県指定天然記念物(1998年4月22日指定) 撮影年月日 2013年8月22日 注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 北海道・東北版」による 鬼神社(きじんじゃ。地元では「おにがみさま」と呼び慣わしているようだ)が管理するカシワ巨樹であるが、鬼神社からは西に800mほど離れ、リンゴ畑に囲まれて立っている。 すぐ南を農作業用の細い道が通り、訪問時現在、2万5千分の一地形図にもその道が描かれているのだが、途中に案内表示もなく、わかりにくいかも知れない。 鬼が神様として祀られていることからも想像できるように、当地の鬼は人に感謝される存在でもあるらしい。 案内板によると、昔、岩木山の大人(おおひと=鬼)が村人に様々な知恵を授け、用水堰も作ってくれたとする伝説があるという。 そのとき、鬼がこの木に腰掛けたとされ、いつ頃からか、「鬼神腰掛柏(きしんこしかけかしわ)」と呼ばれるようになったそうである。 元気が良く、太い横枝を何本も伸ばして、力強い樹姿をもつ大カシワである。 ※「出会った巨樹」ブログで、ひどい姿に変わってしまったことを知った。2019年の自然災害によるとのこと。堂々と立派な姿のカシワだったのに…。残念なことである。(2021/11/07追記) |
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