名称　魚貫崎の榕　（おにきざきのあこう） 名称の典拠　現地の案内板（注1） 樹種　アコウ 樹高　１５ｍ（注2） 目通り幹囲　６．７ｍ（注2） 推定樹齢　３００年（注3） 所在地の地名　熊本県天草市魚貫町池田（注4） 　〃　３次メッシュコード　４８２９−２７−９８ 　〃　緯度・経度　北緯３２度１４分４６．６秒 　　　　　　　　　　　東経１２９度５９分００．６秒 天草市指定天然記念物（１９８０年４月１日指定） 撮影年月日　２０１１年８月７日 注1）２０１０年３月に天草市教育委員会が設置 注2）環境庁「日本の巨樹・巨木林 九州・沖縄版」による 注3）上記案内板による 注4）２００６年３月２７日、２市８町が大合併して天草市誕生。旧行政区は牛深市 　魚貫崎は天草下島の最西端。魚貫と書いて「おにき」と読む。「うおぬき」が訛ったのだろう。 　このアコウの名も「魚貫崎」のアコウだが、陸地の突端としての魚貫崎からは１．５ｋｍほど西の集落内に立つ。県道３５号（牛深天草線）沿いの浦越から、里浦を経て池田に向かう道を、道なりに進んで行くと、自然に下図の海岸道路に出る（下図では来た方向を反対側から見ている）。 　立ち上がってすぐ２幹に分かれ、青々とした樹冠を戴いている。訪ねたときは海風がかなり強く、ちぎれんばかりに枝葉を揺らしていた。 　かつてはアコウの根元まで海が迫っていたと思われる。このアコウも船の艫綱（ともづな）を繋ぐのに利用されていたそうだ。