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名称 女形谷のサクラ (おながたにのさくら)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 エドヒガン
樹高 15m(注2)
目通り幹囲 5.1m(注2)
推定樹齢 300年以上(注2)
所在地の地名 福井県坂井市丸岡町女形谷(注3)
〃 3次メッシュコード 5436−12−93
〃 緯度・経度 北緯36度10分01.0秒
東経136度17分28.6秒
福井県指定天然記念物(1973年5月1日指定)
撮影年月日 2012年8月24日
注1)旧丸岡町教育委員会が設置(設置年月不詳)
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・\北陸版」による
注3)2006年3月20日、坂井郡内の4町が合併して坂井市誕生。旧行政区は坂井郡丸岡町
北陸自動車道女形谷パーキングエリアの南西に、女形谷(おながたに)の集落がある。
この一風変わった集落名について、継体天皇(在位507〜531)に因む次のような言い伝えがある。
記紀によると、武烈天皇の没後、後嗣がなかったため、越の国(現福井県)から男大迹王(おおどのおおきみ)が招かれ、継体天皇となった。
その男大迹王が住んでいた場所が、ここ女形谷だというのである。
北東にムクロジ谷がある。これは、王になる前の高向王子の館があったからで、向王子谷が訛ったもの。ここから御名(ヶ)谷の名が生じ、オナガタニとなったというのである。天皇堂という地名もあるそうだ。(「角川日本地名大辞典」を参考)
このサクラは、女形谷集落のほぼ中央。幹も大枝もすっかり失っている。かなり痛ましい姿。でも、若枝をたくさんつけている。
(花の無い写真で申し訳ないが、巨木のサイトということでお許し戴きたい) |
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