ページタイトル:大深山の大楠 当サイトのシンボル

画像:大深山の大楠

画像:大深山の大楠(遠景)
名称 大深山の大楠 (おみやまのおおくす)
名称の典拠 天然記念物指定名称
樹種 クスノキ
樹高 20m(注1)
目通り幹囲 7.3m(注1)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 愛媛県今治市伯方町木浦(注2)
 〃 3次メッシュコード 5133−20−49
 〃 緯度・経度 北緯34度12分18.4秒
           東経133度06分37.2秒
今治市指定天然記念物(1983年7月11日指定)
撮影年月日 2013年5月22日

注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 中国・四国版」による
注2)2005年1月16日、今治市に合併。旧行政区は越智郡伯方町





 製塩業で知られた伯方島(はかたじま)は、瀬戸内海に浮かぶ面積20平方kmほどの島。西瀬戸自動車道(有料道路。通称「しまなみ海道」)が開通してからは、自動車でも気楽に訪ねることが可能になった。
 旧伯方町中心部、伯方小学校の西100mほどの墓地に、このクスノキが立つ。この墓地は、さらに100mほど離れている曹洞宗瑞松山禅興寺に所属するため、「禅興寺のクスノキ」と呼ばれることもあるようだ。(大深山(おみやま)は地名)
 禅興寺の開基は、能島村上氏(村上水軍の一つ)の祖、村上雅房(むらかみまさふさ、1432年没)。クスノキの根元には、雅房公夫妻の墓(五輪塔)が肩寄せ合って並んでいる。
 このクスノキも、墓所を作る際に植えられたと伝えられているようだ。
 
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