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名称 小牧のスダジイ (おまきのすだじい)
名称の典拠 現地の案内板(注1)
樹種 スダジイ
樹高 18m(注2)
目通り幹囲 9.1m(注2)
推定樹齢 600〜700年(注3)
所在地の地名 石川県七尾市中島町小牧(注4)
〃 3次メッシュコード 5536−56−69
〃 緯度・経度 北緯37度08分23秒
東経136度52分09秒
中島町指定天然記念物(1996年6月24日指定)
撮影年月日 2003年9月14日
注1)設置者名・設置年月とも不詳
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 甲信越・北陸版」による
注3)現地の案内板による
注4)2006年10月1日、七尾市に合併。旧行政区は鹿島郡中島町
スダジイは比較的温暖な地に生える常緑樹で、私の住む新潟県では見る機会が少ないが、石川県ではよく見かける。現地の案内板によれば、社叢の付近も、かつてはスダジイの森であったらしい。今はしかし、スダジイはスギに植え替えられ、わずかにこの巨木が往時を偲ばせるのみ。
白山神社の御神木で、正面の石段を上ると、社殿の左横(向かって右)に、急斜面に半ば身を乗り出すように立っている。
元気な頃は、谷側に伸び、多分もっともたくさん葉を繁らせていたであろう大枝の跡が、大きな瘤になって盛り上がっている。旧環境庁の調査要項にのっとって幹囲を測定すると、ちょうどこの瘤の上を測ることになる。だから大きめの幹囲が計上されているが、一見した印象では、もう少し細い。
しかし単幹でこれだけの太さである。なかなか見応えある老樹であることは間違いない。 |
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