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名称 奥玉の種蒔桜 (おくたまのたねまきざくら)
名称の典拠 なし(注1)
樹種 エドヒガン
樹高 14m(注2)
目通り幹囲 5.1m(注2)
推定樹齢 400年(注3)
所在地の地名 岩手県一関市千厩町奥玉字物見石(ものみいし)(注4)
〃 3次メッシュコード 5841−33−51
〃 緯度・経度 北緯38度57分40.5秒
東経141度23分36.1秒
一関市指定天然記念物(1981年3月20日指定)
撮影年月日 2024年4月19日
注1)天然記念物指定名称は単に「種蒔桜」
注2)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による
注3)PDF版「一関の文化財」による
注4)2005年9月20日、一関市に合併。旧行政区は東磐井郡千厩町(せんまやちょう)
合併前の千厩町北東部、物見石山(352m)の南麓を走る市道沿いに「種蒔桜」の案内板があり、その背後の斜面上に巨木の姿が見えた。これが市指定天然記念物の大桜である。
私が訪ねた時は残念ながら葉桜だったが、花の頃はさぞかし見事なことだろう。
「種蒔桜」の名はもちろん水稲の種を播く時期を教えてくれるというものだが、「一関の文化財」によると異名もあるらしい。
その部分を引用すると、『この桜の主幹はずんぐりとし、樹冠の大きな広がりや、幹表面を取り巻く数多くの瘤状の形が極めて神秘的であり、夕闇や月夜には巨人や妖精、あるいは飛龍が鱗を逆立てて、天に昇るように見えたため、別名「お化け桜」とも呼ばれています。』
個人所有の桜であるが、誰でも自由に見学できる。
ご厚意に応えて、しっかりマナーを守って見学したいと思う。 |
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