ページタイトル:奥米のスダジイ ロゴ:人里の巨木たち

画像:奥米のスダジイ(幹と並ぶ) 名称 奥米のスダジイ (おくごめのすだじい)
名称の典拠 なし
樹種 スダジイ
樹高 15m(注1)
目通り幹囲 8.1m(注1)
推定樹齢 300年以上(注2)
所在地の地名 千葉県君津市奥米
 〃 3次メッシュコード 5240−60−43
 〃 緯度・経度 北緯35度12分23.7秒
           東経140度02分20.3秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2014年5月18日

注1)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 関東版(U)」による





 個人のお屋敷に立つスダジイ巨木である。
 家の前の道路からも、竹林を透かして後ろ姿が見えるのだが、やはり近くでよく見てみたい。
 訪ねたのは、日曜の朝、8時を過ぎた頃。まだ寛いでおられる時間帯だと思ったが、思い切って撮影許可をお願いした。(快諾のお返事をいただくことができた)
 予想通りのすばらしいシイの木だった。
 かなりの樹齢を経ているようで、空洞があったり、あちこち大枝を失ったりしているのは仕方がない。それも、ある意味、長寿の勲章のようなものだ。
 頂部が弱ってきたようなので、樹木医の診断を仰いだとのこと。肥料を施してもらったそうで、根元の土がふかふかしていたのは、その効果だろうか。
 是非とも長生きしてもらいたいシイの木だ。
 昭和52年(1977)、君津市に保存樹木指定制度が出来て以来、最初に指定された木々のうちの1本である。
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