ページタイトル:岡山八幡宮のスギ 当サイトのシンボル

画像:岡山八幡宮のスギ(幹と並ぶ) 名称 岡山八幡宮のスギ
    (おかやまはちまんぐうのすぎ)
名称の典拠 なし
樹種 スギ
樹高 25m(注1)
目通り幹囲 5.8m(注2)
推定樹齢 不明
所在地の地名 広島県東広島市福富町久芳(くば)(注3)
 〃 3次メッシュコード 5132−66−42
 〃 緯度・経度 北緯34度32分29.2秒
           東経132度47分04.0秒
天然記念物指定 なし
撮影年月日 2017年3月26日

注1)環境省巨樹データベース(2000年フォローアップ調査)による
注2)地表面から1.3mの高さにおける幹囲を実測
注3)2005年2月7日、東広島市に合併。旧行政区は賀茂郡福富町





 国道375号福冨バイパス沿いにある道の駅「湖畔の里福冨」の北東約1.3km。久芳小学校の北東に隣接して岡山八幡宮が鎮座する。
 主祭神は帯中日子命(たらしなかつひこのみこと)、息長帯比売命(おきながたらしひめのみこと)、品陀和気命(ほんだわけのみこと)及び宗像三女神。
 現在の正式な神社名は八幡神社だが、地元ではかつての呼称であった岡山八幡宮の方が親しまれているようだ。バス停の名前もそちらである。
 参道の奥、社殿に向かって右手に大杉が立つ。
 幹に立てかけられた立札に、平成8年(1996)12月12日に、久芳小学校の3年生が社会科の授業で大杉を測定したとあった。それによると、根元回りが6m73cm、地上1mのところで4m39cmだったとのこと。
 しかし、どう見ても、それよりずっと大きい。地上1.3mでの幹回りを測って見たところ、576cmあった。(環境省の2000年調査値は555cm) 授業では巻尺の数値を読み間違えてしまったのではないだろうか。
 先人の成果を学ぶことももちろん大切だが、仮りに失敗があったにしろ、この3年生のように実際に自分の目で見、自分の手で測定してみる態度は、真実を掴むために大切なことである。
 これからも、そのような心構えを育て続けて欲しいと思う。
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