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名称 岡田神社のホオノキ
(おかだじんじゃのほおのき)
名称の典拠 なし(注1)
樹種 ホオノキ
樹高 11m(注2)
目通り幹囲 5.1m(注2)
推定樹齢 300年以上(注2)
所在地の地名 広島県山県郡北広島町大暮(おおぐれ)(注3)
〃 3次メッシュコード 5232−12−07
〃 緯度・経度 北緯34度45分15.6秒
東経132度20分12.2秒
北広島町指定天然記念物(1984年3月29日指定)
撮影年月日 2017年3月27日
注1)天然記念物指定名称は「大暮のホウ」
注2)環境庁「日本の巨樹・巨木林 中国・四国版」による
注3)2005年2月1日、山県郡内4町が合併して北広島町誕生。旧行政区は山県郡芸北町
北広島町には大朝(おおあさ)もあれば大暮(おおぐれ)もある。地名は本当に面白い。
ところで、名前の話が出たついでに書くと、朴の木についてだが、「ホウノキ」の表記をしばしば見かける。この木の天然記念物としての名前である「大暮のホウ」も同じ流れと思うが、私にはどうも馴染めない。
漢字「朴」の読みを漢和辞典で調べてもボク、ホク、ハクは示されているが、ホウという読み方はないようだ。ちなみに訓読みも「ほほ」から転じたので、頬と同じく「ほお」。もちろん、標準和名もホウノキでなく、ホオノキである。
閑話休題。
岡田神社が鎮座する大暮集落は、県道40号(安佐豊平芸北線)の「大暮口」バス停近くから、大暮川の谷を上流方向に3kmほど遡ったところ。地理院地図で神社マークがあるところが岡田神社である。
ホオノキは境内の端。生活道路のすぐ脇。
立ち上がって間もなく複数幹に分かれ、失われた幹もあって、遠目にはそれほどの巨木に見えないが、傍らに立つとやはり大きい。
訪ねた時にはまだ雪があった。
この冬、中国地方は記録的な大雪に見舞われた。その雪がまだ残っているのだ。
この分だと、芽吹きも遅れそうである。 |
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