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名称 老神武尊神社のケヤキ
(おいがみほたかじんじゃのけやき)
名称の典拠 なし (私が勝手に命名)
樹種 ケヤキ
樹高 25m(注1)
目通り幹囲 7.0m(注1)
推定樹齢 300年以上(注1)
所在地の地名 群馬県沼田市利根町老神(注2)
〃 3次メッシュコード 5539−01−16
〃 緯度・経度 北緯36度40分44秒
東経139度12分24秒
天然記念物指定等 なし
撮影年月日 2003年8月5日
注1)環境庁「日本の巨樹・巨木林 関東版(T)」による
注2)2005年2月13日、沼田市に編入合併。旧行政区は利根郡利根村
群馬県沼田から金精峠を越えて栃木県日光に至る国道120号は、1987年に命名された「日本ロマンチック街道」の一部。水辺や山や森が連続する風景が、ドイツの元祖ロマンチック街道に似ているのだろうか。土地の人たちもこの名を好んでいるようで、路傍の無人野菜スタンドなどにも引用されている。
老神(おいがみ)の武尊神社は、国道から畑の中を通って片品川に下る斜面の途中にある。道は、細くはあるがちゃんと舗装されている。しかし、通行する人は少ないようだ。路面には病葉(わくらば)が落ちたまま。
境内も同様。枯れて土色になった葉が積もっている。静かだ。見渡すと、スギ、コナラ、トチノキなどの巨木が数本、ひっそりと立っている。
大ケヤキは境内の端、斜面に身を乗り出すような位置だ。特に手入れされているようにも見えない。まだ倒れるわけにはいかないと、光を求めて必死に枝を伸ばしている。
最期まで懸命に生を全うしようとしている姿にも思えた。 |
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